冷房をつけているか気になる日

「まだ暑くないよ」と言われても、部屋の温度が分からないと気になります。温湿度計を親が見やすい場所に置いて、数字を一緒に確かめられると助かります。

暑さ指数と公的な注意喚起

室温やエアコンの使い方は、環境省や自治体の熱中症情報も確かめます。電話する時間や、近くで様子を見てもらえる人についても話しておきます。

暑くなる前の実家の用意

室温計は、親が見やすい場所に置きます。エアコンを使う目安も紙で見られるとよさそうです。猛暑の日はいつもより連絡を取り、室温や様子を聞いてみます。

熱中症対策は気づいたときから始める

熱中症対策は、猛暑日になってから慌てるより、暑さが厳しくなる前や帰省時など、気づいたときに準備を始める方が現実的です。すでに暑い時期でも遅くありません。エアコンのリモコンが使いやすいか、フィルターが詰まっていないか、室温計が見える場所にあるかだけでも確認しておきます。

高齢の親は「昔はエアコンなしで平気だった」「電気代がもったいない」と考えていることがあります。家族は気持ちを否定せず、最近の暑さでは室内でも危険があること、冷房を弱めに長く使う方が体への負担を減らせる場合があることを、室温計を見ながら話します。

室温とエアコンの確認

節約のために我慢していないか、冷えすぎが嫌で切っていないかなど、親の考え方も聞いておくと声かけしやすくなります。水分だけでなく室温を見ます。

リビングのほかに、寝室や台所の暑さも気になります。トイレと脱衣所も見ておきます。昼は冷房を使っていても、夜に切って寝てしまう、調理中に台所が暑くなる、入浴後に水分を取らないといった落とし穴があります。温湿度計は、親が座る場所から見える高さに置きます。

水分だけでなく室温を見る

水を飲んでいても、室内が高温なら危険は残ります。離れている家族は、室温、エアコン、体調の変化をセットで確認します。

暑い日の電話で聞くこと

「大丈夫だよ」と聞けても、部屋の暑さまでは分かりません。気になる日は、温度計の数字や冷房のことも聞いてみます。

確認の聞き方

「今いる部屋の温度計は何度になっている?」

「エアコンのリモコン表示は冷房になっている?設定温度はいくつ?」

「朝から何を飲んだ?コップで何杯くらい?」

「今日は買い物や草取りに出る予定はある?」

返事がいつもより遅い、ろれつが回りにくい、話のつじつまが合わない、強いだるさを訴えるなどがあれば、熱中症以外の体調不良も含めて早めに対応を考えます。離れていて判断に迷うときは、地域の救急相談や医療機関、近隣で確認できる人に連絡します。

暑い時期に確認すること

家族で一つずつ確認する

熱中症対策は、室温、水分、体調変化、連絡ルールを分けて準備します。
熱中症対策は、室温、水分、体調変化、連絡ルールを分けて準備します。

比べるときの見方

離れていてもできる対策を、負担の少ない順に考えます。

対策 できること 注意点
定期電話 声、受け答え、体調を確認 電話だけで室温は分からない
室温計の設置 本人が暑さに気づきやすい 見る習慣が必要
エアコン設定の確認 冷房を使いやすくする 勝手な遠隔操作は避ける
宅食・配達 食事と対面確認の接点 熱中症確認の範囲はサービス次第

実家で整える場所別の対策

我慢しないで、と電話で言うだけでは届かないこともあります。リモコンの文字が見えるか、室温計を読めるか。実家に行けたときは、使いにくいところがないか一緒に見たいです。

場所ごとの確認

エアコンの遠隔操作や見守り機器を使う場合も、本人が仕組みを理解し、勝手に操作されていると感じないことが大切です。機器に頼りきらず、電話、近所の見守り、宅配や配食の接点などを組み合わせます。

猛暑が続く間だけでも、近くの親族や民生委員に相談できると心強いです。ケアマネジャーや配食事業者にも、玄関先で様子を見てもらえるか聞いておきます。本人が外出好きなら、買い物の時間を朝にずらす、重い物は配達にする、草取りは短時間で終えるなど、生活習慣に合わせて減らせる負担を探します。

熱中症警戒アラートの日に確認すること

高齢者は暑さやのどの渇きに気づきにくいことがあります。熱中症警戒アラートや暑さ指数が高い日は、電話で「大丈夫?」と聞くだけでなく、具体的に確認します。

電話では、今の室温と冷房を使っているかを聞きます。いつ水分をとり、食事をしたかも気になります。外出の予定があれば時間をずらせないか相談します。強いだるさや意識のぼんやり、自分で水を飲めない様子があれば、早めの対応が必要です。

意識がはっきりしない、自力で水が飲めない、けいれんがあるなどの異変があれば、家族判断で様子見を続けず救急相談や119につなげます。

体調異変は早めに医療・救急へ

注意

意識がぼんやりする、返答がおかしい、水分が取れない、ぐったりしているなどの異変がある場合は、家族だけで様子見せず、医療機関や救急相談を含めて判断してください。

公式情報・公的窓口

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